市民農園協会は、その活動をおよそ四半世紀にわたり続けてきました。しかし「農」の大切さを国民的なコンセンサスにしていきたいという願いは十分には進んでおりません。そして、市民農園の開設は、大都市の外縁部に移動しております。健康な都市づくりのためには市民農園等による現存農地の維持と空き地および屋上空間の活用に取り組む必要性が強くなっております。
一方、大都市の変化・拡大の動きは、周辺の地方都市に連鎖的に変化させ、その将来を考えるときに、「農」のある暮らしづくりを積極的に取り組んでいくことが重要と思われます。また、近年の自然災害の発生状況を見るときの、コミュニティを作り、環境に緩衝的な機能を発揮し、生産的緑地機能を発揮し、人々にやすらぎを与える市民農園は重要な都市空間となります。
本年8月にオーストリアのウィーンで開催されます市民農園国際会議において、日本市民農園連合は市民農園国際連盟組織（Office International du Coin de Terre et des Jardins Familiaux）の正会員となる予定です。このような時に、足元をしっかり見つめた研究会を開催することとし、体験豊富な石巻地区の水澤様に講師をお願いすることとしました。
市民農園の開設に取り組む方々、市民農園運営に努力されえている方々、市民農園を生かした地域づくりや災害対応と市民農園を考えておられる方々など、多くの皆様のご参加を期待しております。
記
１ 日 時 平成28年7月10日（日）午後1時30分～4時
２ 場 所 千葉県青少年女性会館第2会議室（千葉市稲毛区天台６－５－２）
３ テ ー マ 地方都市の市民農園
４ 講 師 水澤長之氏 市民農園コーディネーター
NPO法人いしのまき環境ネット
５ 参 加 費 市民農園協会・連合の会員：500円、会員以外の方：1,000円
６ 申込期限 平成28年7月7日（木）までにお願いします。
７ 申込み先・問合わせ先：研究会担当 木村副理事長（携帯電話：090-2225-2301）
（Fax：043（254）7236）
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